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赤チンとは何?正式名称?販売している?成分は? [その他]

昨日久々に、とある番組で「赤チン」という単語を耳にした。

もう「赤チン」は、死語となっているのだろうか?

「赤チン」といえば傷薬。塗ると真っ赤になる液体です。
液そのものは、イソジンみたいな色だったと記憶にあるが・・・
確か、太い油性マジック(ガラスのやつ)みたいな感じだったと思う。

子供の頃、転んで擦り傷つくって帰ったっら母親に、『洗って「赤チン」
塗っときな』と言われたもんだけどな。

そういえば、正式名称しらないなぁ~。

マーキュロクロム液(商品名)

あれ?どこにも「赤」「チン」が無いぞ。

pic_21.jpg


※引用元http://www.ntv.co.jp/burari/040417/info04.html

マーキュロクロム液は、傷薬ではなく、殺菌消毒薬です。
同じ殺菌消毒を目的に使われていた「希ヨードチンキ」が、茶色だったのに
対してマーキュロクロム液は、赤いことから、「赤いヨードチンキ」から、
「赤チン」になったそうだ。へぇ~。ガッテン!ガッテン!

今でも三栄製薬株式会社製造販売されているみたいです。

では、何故廃れたのか?

マーキュロクロムの主成分は”有機水銀化合物”。

もう、お分かりですよね。そう水銀が含まれているんです。
ですが、濃度が極めて薄い為、毒性は小さいので外用剤としての使用は、
日本では安全とされている。(ドイツ、フランスでは販売停止)

日本では、原材料の製造過程で水銀を含むガスが出るため原材料の製造は、
禁止されている。原材料を輸入して生産している。

現在は、マキロンが「赤チン」の代替えとなった。
マキロンが販売された当初は、「白チン」と呼ばれたこともあるらしい。

山之内製薬 マキロン(現在は第一三共ヘルスケアが販売)
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