3月29日 八百屋お七の日 ガラスの仮面でも題材に! [記念日のアルバム]
八百屋お七の日といっても、お祝いの日ではあり
ません。
お七が火あぶりの刑に処せられた悲しい日です。
何故、お七は、火あぶりの刑にあわなけらばなら
なかったのか?
そこにも、悲しい物語がありました。
お七は、1668年江戸の本郷にある八百屋に生まれ
ました。
1683年に大火事にあい、家族と共に、近くのお寺
正仙寺に避難した。
お七は、、寺での避難生活の際に、寺小姓の生田
庄之介と知り合い恋仲になる。
やがて、お七の住まいとお店の建て直しが終わり
お寺を出ます。
しかし、お七は、庄之介への思いが募り、深まり
を増すばかり。
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とうとう、お七はある思いに至る。
”もう一度、火を付け焼き出されば、恋焦がれる
庄之介と又、一緒の場所で暮らせる。”
そんな思いに至った、お七は、ある夜、遂に、自
宅に火を放つのです。
幸いにも、火は間もなく消されましたが、お七は
火付けの罪で捉えられました。
当時の火付けに対する刑は、火あぶりと決まって
います。
ただ、17才以下は、この刑を免れることが出来
ました。
取り調べで役人は、お七に、年齢を問います。
17と答えて欲しいとの思いでしたが、お七は、
18才と答えてしまうのです。
当時は、戸籍など在りませんから、誤魔化そうと
思えば出来たのですが・・・・
お七の刑は、3日間の市中引き回しの上、火あぶ
りに確定しました。
そして、1683年のこの日3月29日鈴ヶ森刑場で
火あぶりに処されました。
この物語は、『天和笑委集』井原西鶴の『好色五
人女』や落語、歌舞伎、浄瑠璃など、広く題材に
取り上げられている。
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文芸作品
・井原西鶴『好色五人女』
巻四「恋草からげし八百屋物語」
・近世江都著聞集
・天和笑委集
演劇作品
・歌舞伎『八百屋お七歌祭文』
・歌舞伎『中将姫京雛』
・浄瑠璃『八百屋お七恋緋桜』
・浄瑠璃『伊達娘恋緋鹿子』
・歌舞伎『八百屋お七恋江戸紫』
・歌舞伎『松竹梅雪曙』
・櫓のお七
・人形振り
・歌舞伎『松竹梅湯島掛額』
・敵討櫓太鼓
・三人吉三廓初買
映画
・お七と伝七(1925年 演:潮みどり)
・八百屋お七(1926年 演:柳さく子)
・お七鹿の子染(1936年 演:森静子)
・八百屋お七 ふり袖月夜
(1954年 演:美空ひばり)
・八百屋お七 江戸祭り一番娘
(1960年 演:中島そのみ)
・情炎お七恋唄(1972年 演:小川節子)
・好色元禄(秘)物語(1975年 演:橘麻紀)
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楽天リンク
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「お七」ゆかりの史跡
・一家が避難した寺
『天和笑委集』に書かれている「正仙院」という
お寺は実在していなかったようだ。
本郷森川宿の近くに「正泉院」という寺があり、
ここではないかと言われている。
・墓所
円乗寺のお七の墓は、元々は天和3年3月29日に
亡くなった法名妙栄禅尼の墓である。
これがお七の墓とされている。
歌舞伎役者の五代目岩井半四郎がお七の墓として
墓石を追加している。
しかし、当時は、死罪や火あぶりでは、墓に葬ら
れることは許されないので、墓は、お七のもので
はないと指摘する人もいる。
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漫画『ガラスの仮面』にも取り上げられていた!
劇中劇で櫓のお七の場が取り上げられている。
北島マヤ演じるお七は町に火をつけ櫓に登り、
燃え盛る町を見下ろしながら半鐘を打ち鳴らす。
燃え盛っているのは家屋ばかりではない。
お七の心にも自分自身にはどうにも出来ない恋の
炎が燃え盛り、燃え尽きる町を見ながらお七の心
も燃え尽きる。
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◇日捲り名言集(英訳付)**月**日今日の名言|心の常備薬
”名言・格言”を集めて、毎日各自一語づつご紹介
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ません。
お七が火あぶりの刑に処せられた悲しい日です。
何故、お七は、火あぶりの刑にあわなけらばなら
なかったのか?
そこにも、悲しい物語がありました。
お七は、1668年江戸の本郷にある八百屋に生まれ
ました。
1683年に大火事にあい、家族と共に、近くのお寺
正仙寺に避難した。
お七は、、寺での避難生活の際に、寺小姓の生田
庄之介と知り合い恋仲になる。
やがて、お七の住まいとお店の建て直しが終わり
お寺を出ます。
しかし、お七は、庄之介への思いが募り、深まり
を増すばかり。
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”もう一度、火を付け焼き出されば、恋焦がれる
庄之介と又、一緒の場所で暮らせる。”
そんな思いに至った、お七は、ある夜、遂に、自
宅に火を放つのです。
幸いにも、火は間もなく消されましたが、お七は
火付けの罪で捉えられました。
当時の火付けに対する刑は、火あぶりと決まって
います。
ただ、17才以下は、この刑を免れることが出来
ました。
取り調べで役人は、お七に、年齢を問います。
17と答えて欲しいとの思いでしたが、お七は、
18才と答えてしまうのです。
当時は、戸籍など在りませんから、誤魔化そうと
思えば出来たのですが・・・・
お七の刑は、3日間の市中引き回しの上、火あぶ
りに確定しました。
そして、1683年のこの日3月29日鈴ヶ森刑場で
火あぶりに処されました。
この物語は、『天和笑委集』井原西鶴の『好色五
人女』や落語、歌舞伎、浄瑠璃など、広く題材に
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・井原西鶴『好色五人女』
巻四「恋草からげし八百屋物語」
・近世江都著聞集
・天和笑委集
演劇作品
・歌舞伎『八百屋お七歌祭文』
・歌舞伎『中将姫京雛』
・浄瑠璃『八百屋お七恋緋桜』
・浄瑠璃『伊達娘恋緋鹿子』
・歌舞伎『八百屋お七恋江戸紫』
・歌舞伎『松竹梅雪曙』
・櫓のお七
・人形振り
・歌舞伎『松竹梅湯島掛額』
・敵討櫓太鼓
・三人吉三廓初買
映画
・お七と伝七(1925年 演:潮みどり)
・八百屋お七(1926年 演:柳さく子)
・お七鹿の子染(1936年 演:森静子)
・八百屋お七 ふり袖月夜
(1954年 演:美空ひばり)
・八百屋お七 江戸祭り一番娘
(1960年 演:中島そのみ)
・情炎お七恋唄(1972年 演:小川節子)
・好色元禄(秘)物語(1975年 演:橘麻紀)
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「お七」ゆかりの史跡
・一家が避難した寺
『天和笑委集』に書かれている「正仙院」という
お寺は実在していなかったようだ。
本郷森川宿の近くに「正泉院」という寺があり、
ここではないかと言われている。
・墓所
円乗寺のお七の墓は、元々は天和3年3月29日に
亡くなった法名妙栄禅尼の墓である。
これがお七の墓とされている。
歌舞伎役者の五代目岩井半四郎がお七の墓として
墓石を追加している。
しかし、当時は、死罪や火あぶりでは、墓に葬ら
れることは許されないので、墓は、お七のもので
はないと指摘する人もいる。
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漫画『ガラスの仮面』にも取り上げられていた!
劇中劇で櫓のお七の場が取り上げられている。
北島マヤ演じるお七は町に火をつけ櫓に登り、
燃え盛る町を見下ろしながら半鐘を打ち鳴らす。
燃え盛っているのは家屋ばかりではない。
お七の心にも自分自身にはどうにも出来ない恋の
炎が燃え盛り、燃え尽きる町を見ながらお七の心
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2015-03-22 17:39
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