七十二候【霞始靆】 2月24日2016年 [七十二候]
今年2016年の2月24日は、 七十二候の一つである【霞始靆】です。 これは、「かすみはじめてたなびく」と読みます。 二十四節気『雨水』の次候です。 |
【霞始靆】 春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わる頃。 |
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遠く微かな眺めが、仄かに現れては消える移ろいの季節。 |
何の日 目次 |
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◇候の言葉◇ |
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霞と霧(かすみときり) |
薄ぼんやりとたなびく霞と、目の前に立ち込める霧。 春には霞といい、秋には霧と呼び分けます。 気象学では視程1km以下のものが霞、それより薄いものが霞。 「たちのぼる」は霧に使いますが霞には使わず、「たなびく」はその逆です。 何となく違いはわかっても区別するのが難しいのが霞と霧。 そして夜には霞と言わず、朧(おぼろ)と呼びます。 |
高浜虚子
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◇旬の野菜◇ |
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辛子菜(からしな) |
旬:2月~4月 |
辛子特有の辛味と香りがある菜葉で、その種から和辛子を作ります。 葉や茎は油炒めや漬け物、おひたしにします。 またパスタや餃子の具にも合います。 種の保存を欠かさない「金沢の伝統野菜」に認定されています。 |
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◇旬の魚介◇ |
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素魚(しろうお) |
旬:2月~5月 |
白魚と名前は似ていますが別の魚です。 身が透明で、光が素通りするから素魚と呼びます。 春先に産卵の為に川に上ってくる素魚を踊り食いで食べるのがこの季節の風物です。 |
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◇旬の兆し◇ |
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野焼き(のやき) |
時期:2月中旬 |
春先、晴天で風のない日に火を放って枯れ草を焼き払う、野焼き。 灰が馬や牛の飼料となる草の成長を促し、蕨やゼンマイなどの発育を助ける肥料にもなります。 奈良の若草山、京都の大原、山口の秋吉台など全国で行われる春野の風物詩。 |
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◇旬の行事◇ |
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北野菜種御供(きたのなたねごく) |
時期:2月25日 |
菅原道真の忌日、2月25日の京都北野神社の祭礼です。 菜種の花を挿して献じ、花がない時期には道真が好んだという梅を代わりにし、近年は梅花祭として親しまれています。 紙屋川に添う探梅、野点の茶席、露店も出て賑やかです。 年によっては雪が舞い、雪中梅を鑑賞できることもあります。 |
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