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七十二候【蟄虫啓戸】 3月5日2016年 [七十二候]

今年2016年の3月5日は、
七十二候の一つである【蟄虫啓戸】です。

これは、「すぐもりのむしとをひらく」と読みます。

二十四節気『啓蟄』の初候です。


【蟄虫啓戸】
冬籠りしていた虫が、姿を現し出す頃。
虫の限らず、様々な生き物が目覚め始めます。


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◇候の言葉◇
春の歌心(はるのうたごころ)
万葉集の巻八を開くと、春雑歌(はるのぞうか)から始まります。
そこには野の草花を見つめ、春の到来を喜ぶ歌が並びます。
何故、古の人は、自然の生き生きとした姿に触れる度、歌を詠んだのでしょう。
暖かな陽射しに、心もまた動き出すようにです。

石(いわ)走る垂水(たるみ)の上のさわらびの
萌え出づる春になりにけるかも
志貴皇子(しきのみこ)

(雪解けの水が岩からほとばしる滝のほとりに、
わらびが芽を出す春が来たんだな)




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◇旬の草花◇
菫(すみれ)

開花:3月~5月

日本に100種類以上あるといわれる菫は、昔から愛され、歌われてきました。
濃い紫色の花びらの菫が思い浮かびますが、他にも様々な種類があります。
優しい色合いの、タチツボスミレは北海道から沖縄まで見られる代表的な菫です。

山路来て何やらゆかしすみれ草
松尾芭蕉




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◇旬の野菜◇
蕨・薇(わらび・ぜんまい)

旬:3月~6月

春の訪れを感じさせる山菜。
お浸しや和え物にピッタリです。
蕨は日当たりの良い草原などに群生し、3月~5月に出る新芽を摘んで食べます。
薇の旬は3月~6月。
山裾や沢沿いなどやや湿った場所に自生しています。




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◇旬の魚介◇
鰆(さわら)
旬:秋から春
名前の通り、鰆は春の魚。
旬は秋から春にかけてです。
古来日本では焼き物、煮物、吸い物に、冠婚葬祭で重宝されてきました。
特に岡山で人気が高く「鰆の値段は岡山で決まる」と言われる程です。
刺身にすれば、脂がのってトロに負けない美味しさ。
照り焼きや西京焼きなら、さっぱりした味になります。
コレステロール値を下げ、癌や動脈硬化の予防に一役買います。
一般的には魚は頭が美味しいとされますが、鰆は尻尾の方が美味しい魚です。




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◇旬の日◇
事始(ことはじめ)
時期:2月下旬~3月中旬
旧暦の2月8日、新暦でいうと2月下旬~3月中旬の頃に、事始の日を迎えます。
一年の祭事や農事を始める日で、旧暦12月8日の事納めと対をなします。
お事汁(おことじる)を食べるのが習わしで、味噌汁に芋、ごぼう、大根、小豆、人参、慈姑(くわい)、焼き栗、こんにゃくなどを入れる、具沢山の味噌汁です。




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