今年2015年の6月6日は、 七十二候の一つである【蟷螂生】です。
これは、「かまきりしょうず」と読みます。
二十四節気『芒種』の初候です。
【蟷螂生】
蟷螂が生まれる頃。
そろそろお気に入りの傘や長靴が活躍しそう。 |
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◇候の言葉 |
農事暦と蟷螂(かまきり) |
畑仕事の目安になる七十二候に、かまきりが登場するのはなぜでしょう? 稲や野菜には手をつけず、害虫を捕まえてくれるからかも知れません。 とは言え、そんな人間の都合はお構いなしに、カマキリはカマキリの生態があるだけです。 ただ、生きるために。 |
◇旬の魚介◇ |
アイナメ(鮎並女)
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旬は夏。
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江戸時代には、殿様の魚だった鮎並女。 秋冬の産卵時期前に、旨みがたっぷり詰まっています。 鮮度が命で、活きのいいものを薄造りで頂くも良し。 家で食べるなら煮物や木の芽焼きにするも良し。 選ぶ時は生きているものか、腹部に張りがあり、体の模様がクッキリして表面に滑りがあるものを選びましょう。 |
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◇旬の野菜◇ |
らっきょう(辣韮)
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旬は初夏~夏。
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平安時代に中国から伝わったという、らっきょう。 胃もたれや食欲がないなどの夏バテの時に良い。 カレーの付け合せに、さっぱりとしたらっきょうはピッタリ。甘酢漬けや塩漬け、はちみつ漬けにして保存食にしておくのが一般的。 |
◇旬の草花◇ |
なわしろいちご(苗代苺)
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苗代をつくる6月頃に赤く甘い実が熟す事から、名付けられたそう。 花は半開きまでで、開ききることはありません。 |
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◇旬の日◇ |
稽古始め
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昔から芸事の世界では、稽古始めを6歳の6月6日にすると上手になる、と言われています。 指折り数える時、6はちょうど小指が立つので、「子が立つ」のは縁起が良いという語呂合わせ。 また、世阿弥が記した能の指南書『風姿花伝』には、芸を始めるのは、数えの7歳(満6歳)からがいいとあります。 ただし、言われてやるのではなく、自然と始めるところに「得たる風体」があるとも言われます。 |
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2015-05-30 14:46
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