七十二候【乃東枯】 6月22日2015年 [七十二候]
今年2015年の6月22日は、 七十二候の一つである【乃東枯】です。 これは、「なつかれくさかれる」と読みます。 二十四節気『夏至』の初候です。 |
【乃東枯】 うつぼぐさの花穂(かすい)が黒ずんで、枯れたように見える頃。 その花穂は生薬として、昔から洋の東西を問わず役立ってきました。 |
花穂とは、穂のような形で咲く花の事。 |
何の日 目次 |
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◇候の言葉 |
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身近な薬草 |
うつぼぐさにちなんで、薬草のこと。 まだ少し先ですが、夏にヒリヒリ日焼けした首の後ろや腕などに、アロエの葉をさいて、ひんやり冷たい葉肉をあてると炎症を鎮めてくれます。(ただ肌に傷があるときなどは、様子を見ながらにしてください。) また、どくだみもこの時期の頼れる薬草。 葉を揉んでつけると、おできやじんましん、火傷などに効能あり。 歯を煎じて飲むと、動脈硬化を予防し、お通じが良くなるとのこと。 医薬品の開発にも、薬草たちが役立っています。 |
◇旬の魚介◇ |
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あゆ(鮎) |
旬は夏。 |
塩焼きが夏の訪れを知らせる、鮎。 6月に鮎釣りが解禁されます。 川によって味が違うと言われ、きゅうりに似た独特の香りがすることから、香魚とも呼ばれます。 骨ごと食べられるので、カルシウムやリンを豊富に採れます。 琵琶湖の鮎を山椒などと煮たものは、滋賀県の名産品。 天麩羅も美味。 |
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◇旬の果物◇ |
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夏みかん |
旬は夏。 |
代謝を良くして疲れを緩和するクエン酸も、美肌や風邪予防、老化を抑えるビタミンCも、たっぷり詰まっている夏みかん。 すっぱくて、香りがいいので、レモンの代わりにサラダにかけても良し。 捨ててしまいがちな筋やワタには植物繊維などの成分が豊かです。 皮を使うときは、ちゃんと熱湯にくぐらせて良く洗い、ワックスなどを落としましょう。 |
◇旬の草花◇ |
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うつぼぐさ(靫草) |
開花は6月~8月。 |
当時の頃に芽を出して、6月~8月に紫色の花が花穂にいくつも咲きます。 夏枯草とも呼ばれ、花穂を煎じて飲むと利尿や消炎作用の効能があると言われています。 また煎液は捻挫、腫れの塗り薬にも、うがい薬にも利用されているとか。 英名は、all-hell全てを癒す。 |
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◇旬の兆し◇ |
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流し |
房総半島から伊豆半島にかけての地方では、梅雨の季節に吹く湿った南風を、流しといいます。 九州や四国では、梅雨そのものを、流しと呼ぶところもある。 また、この時期、茅花(つばな)の白い綿の穂に吹く風として、茅花流しとも言います。 |
◇旬の日◇ |
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武井武雄の誕生日 |
6月25日は童画家、武井武雄の生まれた日。 諏訪を訪れたら、程近い岡谷にあるイルフ童画館に寄って見てください。 そこに、ひしめく不思議な武井武雄ワールドは、子供の頃に胸躍らせたファンタジーの旅へと連れて行ってくれます。 |
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