うるう秒いつ？ 2015年７月１日は２４時間０１秒？？

今年２０１５年の７月１日は、１秒長くなります。なぜ？？？

ＩＥＲＳという期間が発表した。

では、実際にはどうなるのか？

Ａ：２４時間は８６，４００秒これが８６，４０１秒になるのか？
Ｂ：それとも、追加する１秒を８６，４００で割って振り分けるのか？

正解は、Ａです。１日のどこかに１秒差し込まれます。

実施は、世界中が一斉に行う必要があります。
江戸時代なら、各国で適当に決めて実施しても大きな混乱はなかったで
しょうが、今の世の中そうはいきません。世界中が、継っています。

で、日本では、どこに差し込まれるのか？

それは、7月1日午前8時59分59秒から午前9時の間です。
名目上７月１日午前８時５９分６０秒が出来ます。

この現象は、３年前の2012年6月30日にもありました。
その時は、Ｗｅｂサービスなどの障害が発生しました。

一秒でも惜しいと思っていらっしゃる方には、朗報ではないでしょうか？

では、なぜこんな事が必要なのか？

それは、現在の世界標準時の測り方にあります。
（世界標準時は、世界中がこの時間に合わせて時刻を管理しています。）
これは、「協定世界時」（ＵＴＣ）と呼びます。

それとは、別に、地球の自転を基にして時間を測っている時間があります。
これを「世界時」（ＵＴ１）と呼びます。

「協定世界時」は、原子時計等で正確に１秒１秒を刻み測定しています。
「世界時」は、地球の自転を基にしている為１日の長さ（時間）が違います。
冬と夏で昼間の長さが違うようなものです。（詳しくはウィキペディアで）

絶対時間と相対時間のようなもの。

違う基準で測定していますので、ズレが生じてきます。
ズレが、１秒に近づくと、うるう秒を実施するようです。


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